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軽くなりました

お久しぶりです 赤羽店 の志村です。

コロナ禍でもライフテラスは、おかげさまで多くのお客様からお声かけを頂いております。

コロナ対策をガッチリ行ないながらお客様のご要望にお応えしています。

その中の1つを紹介したいと思います。今回紹介するのは瓦屋根から金属屋根に改修する工事になります。

築45年以上の木造2階建ての建物になります。

重い瓦を下ろして、野地板(合板)を既存の野地板の上に貼っている作業になります。※屋根の面積が約140㎡

瓦材から ガルバニューム鋼板の屋根材にするだけ 単純に1/10の重さになると言われています。

 

雨が降ってくる前になんとか防水紙を貼り終えました。

棟の部分を収めて終了です。

見た目も綺麗になりましたが、それ以上に今回の工事には大きなメリットがありました。

屋根の軽量化です。

建物の構造から考えると、建物自体の重さは柱や基礎部分によって支えられています。

これらの部分は日常的に建物の重さを支え続けるだけではなく、地震や台風などで建物に負荷がかかった場合にも柱や基礎が支える仕組みとなっているので

建物が重いと建物が壊れやすくなるのです。

揺れについては遠心力が働くため、動くものが重ければ重いほど支える部分には大きな力が加わりますし、屋根が重ければ屋根の遠心力が大きくなり、揺れが増大しやすくなります。

遠心力については、手提げ袋に荷物を入れて振り回してみると分かりやすいのですが、ほぼ同じ体積となるティッシュ1箱と1.5Lの水なら重量が重い水を入れた場合の方が動きを止めるのが難しくなるはずです。

建物で考えると、腕が柱、体が基礎、手提げ袋の荷物が屋根となりますので、屋根が軽くなることで柱や基礎にかかる反動は少なくなりますよね。

 

屋根の軽量化リフォームによって耐震性を高める場合には、地盤や基礎、柱などの部分についても耐震診断を施し、

十分な強度がない場合には改修をお勧めします。

 

当社のポータルサイト  ライフテラス島 https://lifeterras-jima.com/   でも近々ご紹介する予定です。

 

ライフテラス島では動画を中心に色々な情報を発信しておりますので 是非遊びに来てください。

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