ある日曜日の午後

人見知りで、ビビりなまめが、荷物を受け取ろうと玄関ドアを開けたところ、

配達員を見てびっくりし、玄関から逃げ出した。

家の周り、半径数百メーターを探したが見つからない。

交番に迷子届（紛失物扱い）を出し名前を呼びながら探したが、見つからない。

暗くなったので家に帰ったが、玄関にまめはいない。

長期戦を覚悟しながらベットに横になっていると

夜中の２時頃、かすかな玄関ドアを叩く音

ドアを開けるとまめが、一目散に家の中に飛び込んできた。

ビビりなまめなので、日中は人目につかない所に身を隠し、

夜中誰もいなくなってから帰ってきたのだ。

体は汚れ、おびえていたが、今はご飯を食べている。

玄関を開けたのは、私なのだが私には懐いていない。